大豆は米がつくられた頃から存在していました。今から約5000年前、日本の縄文時代の縦穴式住居の遺跡から大豆の炭化物が発見されています。その大豆の中でも「丹波篠山の黒豆」が現在では有名となっています。これは、江戸時代に篠山藩の殿様が時の将軍、徳川吉宗に、丹波特産の黒豆を献上し、非常に喜ばれたことから、その名が全国に広まったと言われています。丹波の黒豆が美味しいのは、産地特有の夏の日の昼は暑く、夜は急に涼しくなるという気候や、土壌の良さ、水のきれいさなどによるとされています。また、黒豆は昔から、のどの痛いときや、せきが出るときなどに食され、かぜ薬としても用いられていたそうです。